2026/07/21
スタッフ
コーディネーターの私が、上棟の日を好きな理由

はじめまして。コーディネーターのTです。
私は主に、お客様と一緒にお家の仕様決めをしています。
床や壁紙、水回り設備、照明など、決めることは本当にたくさんあります。
「この色とこの色、どちらが合いますか?」
「長く使っても飽きにくいのは、どっちでしょう?」
そんなご相談をいただきながら、お客様の好みや普段の暮らし方を聞いて、一緒に考えていきます。
正解が一つではないので、迷うこともあります。
ただ、その分、選んだものにはお客様らしさが出ます。
同じ間取りでも、色や素材が変わるだけで、完成するお家の雰囲気はずいぶん違います。
普段は事務所でお打ち合わせをしていますが、ときどき現場にも足を運びます。
なかでも、私が好きなのが上棟の日です。
上棟の日は、朝と夕方で景色がまったく違います。
朝は基礎だけだった場所に柱が立ち、夕方には屋根まで組み上がっている。
分かっていても、毎回ちょっと驚きます。
先日も、市内で担当しているお家が上棟を迎えたので、現場へ行ってきました。
朝一番に、大工さん、現場監督、クレーンのオペレーターさんが集まり、作業の流れと安全について確認します。
確認が終わると、すぐに作業開始です。
柱が立ち、クレーンで運ばれた梁が次々と組まれていきます。
大きな材料が宙を動いているのを見ると少しヒヤッとしますが、それを大工さんたちが手際よく受け取り、迷いなく組んでいきます。
何度見ても、すごいなと思います。
上棟の日は、6~8人ほどの大工さんが、それぞれの役割に分かれて作業します。
大きな声で合図を出す人。
材料を受け取る人。
金物や位置を確認する人。
皆さんがバラバラに動いているように見えて、実際にはきれいに連携しています。
現場監督も、図面どおりに組まれているか、寸法や金物に問題がないかを確認しながら、次の作業について大工さんと話をしています。
現場は慌ただしいですが、職人さん同士の会話は意外と穏やかです。
張りつめた感じばかりではなく、時々笑い声も聞こえてきます。
もちろん、現場の仕事は楽なことばかりではありません。
夏は暑く、冬は寒い。
風が強い日もあります。
そんな中でも、黙々と作業を進めてくださる職人さんたちには、いつも本当に感謝しています。
上棟の日に現場へ来られたお客様からは、
「図面で見ていたより大きく感じます」
「やっと家が建つ実感が湧きました」
と言っていただくことがよくあります。
事務所で何度も図面を見ながら話していたお家が、目の前に立ち上がっている。
お客様にとってはもちろんですが、担当している私にとっても、うれしい瞬間です。
図面の中では分かりにくかった部屋の広さや、窓の位置、天井の高さも、実際に形になるとイメージしやすくなります。
「あのとき話していた場所は、ここですね」
と、お客様と一緒に確認する時間も好きです。
上棟が終わると、大工工事、内装工事、設備工事へと進んでいきます。
お打ち合わせで選んだ床や壁紙、照明、設備が、少しずつ現場に入っていきます。
仕様決めのときには小さなサンプルで見ていたものが、実際のお部屋に使われると、また印象が変わります。
それを見るのも、コーディネーターの楽しみの一つです。
仕様決めは、選ぶものが多く、大変に感じることもあると思います。
迷ったときには、一緒に考えます。
遠慮なく、何度でもご相談ください。
完成したお家を見て、
「これを選んでよかったです」
と言っていただけるように、これからもお手伝いしていきたいと思います。










