床断熱工法と基礎断熱工法の違い
森本です(^▽^)/
本日は家を建てる際のちょっとしたお勉強です!
3月になりましたが鳥取では雪が降ったり、まだまだ寒いかったりして
春何処行ったーって感じですね…
今回は床断熱と基礎断熱の違いについて説明したいと思います。
大きな違いとしましては、「断熱材をどこに施すか」になります。
床断熱工法
床断熱は、住宅の1階部分の床下に断熱材を敷き詰める工法になります。
床下に断熱材を敷くことで、外からくる冷気を床に伝えにくくします。
また、基礎内の風通しを良くするために、基礎に換気口を設置しなければいけません。
基礎に換気口がない場合基礎内に湿気が溜まりカビや白アリの発生原因になったりします。
「床断熱のメリット」として、
1:空気の循環を効率的に行える
2:湿気や白アリの発生リスクが低い
3:長く普及されて技術が確立している為、安定した品質を期待できる
4:コストを抑えられえる傾向にある
また「床断熱のデメリット」として、
1:断熱材の厚さに上限がある為、断熱性能にも限界がある
2:基礎断熱に比べて床から冷気が入り込みやすく床の底冷えを感じやすい
基礎断熱工法
基礎断熱工法は、基礎の立ち上がり部分を断熱材で覆う工法になります。
外からくる冷気を基礎で止めてしまい基礎内も家の一部として全体的に温めます。
基礎に断熱材を敷いているため、基礎内に湿気が溜まらない様に
フロアなどの床面に換気口を設ける必要があります。
「基礎断熱のメリット」として、
1:床下全館空調システムや床下エアコンが設置できる
2:気密性を確保しやすく暖かい家づくりが可能
3:水道管の凍結が防げる
4:床の底冷えを感じない
また「基礎断熱のデメリット」として、
1:基礎内の換気が不十分であるとシロアリが基礎内へ入ってくる場合がある
といったことが挙げられます。
是非参考にしてみてくださいね!