奥さん VS 旦那さん
Hello everyone.
My name is EIGYOUBU miyake.
あ、ついつい帰国子女っぷりが露呈して英語で挨拶しちゃってすみません。三宅です。
営業部ってのは英語化できない、寿司や天ぷらと同じような固有名詞なんですよね(嘘八百)
まぁそんなグリーントランスフォーメーションな話はどうでもいいのですが、ここは工務店ブログですので「建築営業あるある」をひとつ書いてみようかと思います。
マイホームは基本的に家族=複数が利用しますので、複数人分の要望が発生します。
我々営業マンも、ご家族(主に旦那さん・奥さん)のご意見・ご要望に耳を傾けるわけですが、中には意見が対立してしまうこともしばしば有ります。
例えば、旦那さんはシックな色の和風外観が希望だが、奥さんは明るい色の南欧風外観を希望。。みたいな、方向性が全く異なる場合ですね。
似た様な方向性ならば多少意見が食い違っても、お互いが妥協してすり合わせも可能なのですが、方向性が真逆だとこれは難しい。
「俺は和風、私は洋風」となった場合、じゃあ間を取って中華風にしよう!とはならない、絶対ならない。
そうなるとどちらか一方の意見に寄せる必要があります。
つまりは、旦那さんの意見が勝つのか、それとも奥さんの意見が勝つのか、夫婦間のパワーバランスが見て取れるわけです。
わたくしも建築業界に従事して30年、様々なお客様に接してきましたが、意見が割れた場合はほとんど奥さんの意見が勝ちます。(当社比)
男尊女卑の世界線なんてほぼ皆無で、旦那さんが奥さんに譲るパターンがほとんどでした。
旦那さんの多くは基本的にあまり家のことにはこだわらない、細かいことは奥さんに任せるってスタンスなのですが、そんな旦那さんでも譲りがたいものが時としてあります。
「トイレが汚れるから便座に座って用を足してね」これです。
トイレの床・壁など仕上げ材を選定するときに起こりがちな論議なのですが、これに異を唱える旦那さんが多いのです。
私も男性なので分かるのですが、基本的に外出先で用を足すときは立ち小便器なんですよね。
学校や店舗など公衆トイレは、男性=立ち小便器なのですから、物理的にそうなっちゃいます。
座って用を足すと言う文化が、我々男性陣には根付いていないのです。社会的構造なのです。
「男は立って用を足すもの」という譲れぬアイデンティティが生まれてしまうのも当然なのかもしれません。
ただ、奥さんの「座って用を足してほしい」と言う意見もよーく分かるんです。
男性が立ったまま用を足すと。。
「ここで二手に分かれよう。俺は便器に向かうからお前は膝のあたりに行ってくれ!」みたいな飛び散り方をしやがるんですよね。
んで、ズボンや床を汚しちゃうと。掃除する身にもなれって話ですよ。
男性は感情的にではなく合理的に思考するとよく言われますが、その合理とやらに従えば、座って用を足すべきなんですよね。一択なんですよ。
それでもどうしても立って用を足したいのなら、自分で床掃除をしなさいね!って結論に至ります。
。。。
。。。。。
って、トイレの床を拭きながらそんなことを思いふけっていました。
~終~